血液浄化部

診療内容

腎臓内科に入院された末期腎不全の患者さんを対象とした速やかな透析療法の導入、および外部医療機関から外科手術あるいは本院での検査・治療を目的に転入してこられる維持透析患者さんを対象とした血液透析療法の施行が通常の診療業務です。また、透析療法として血液透析と共に、近年安全性の高まった腹膜透析(PD)も積極的に導入しています。病床数が限られているため、外来患者さんを対象とした通院血液透析は本院で腹膜透析を管理中の患者さんに対する血液透析併用療法のみとしています。 上記以外に、自己免疫疾患や肝不全に対する血漿交換療法、血液型不適合移植前や移植後急性拒絶反応に対する血漿交換療法(PE、DFPP)、炎症性疾患における血球成分除去療法、家族性高コレステロール血症や難治性ネフローゼ症候群に対するLDLアフェレーシス、閉塞性動脈硬化症に対するレオカーナ、難治性腹水に対する腹水濾過濃縮再静注法など、難治性疾患の特殊治療および先端医療のサポートを行っています。

部長 猪阪 善隆
副部長 井上 和則

特色

2015年12月より、血液浄化部が14床へと増床され、血液透析患者さんの手術や検査のための入院に数多く対応できるようになりました。うち10床はcentralの給水システム、残り4床は個別の給水システムとなっています。また、 on line HDFにも対応可能です。さらに、2床は個室対応が可能となっています。

診療体制

 
午前 14床 14床 14床 14床 14床
午後 14床 緊急時 14床 緊急時 14床

血液浄化部における治療は、月曜日から金曜日、一日1~2クールの運用を原則としています。CAPD外来は火曜日および木曜日の午前、午後(内科西外来、完全予約制)です。

紹介時のお願い

院内紹介のみの対応となります。慢性維持透析患者さんに対する「合併症評価・教育入院」も実施しております。ご希望があれば、腎臓内科にご紹介ください。

連絡先

TEL 06-6879-6054
FAX 06-6879-6049

外来受診のご案内

診療受付時間

初診 午前8時30分~午前11時00分
再診 午前8時30分~午前11時30分
予約再診 午前8時30分~午後3時00分

※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。

外来診療日

月~金曜日

休診日

土・日曜日、祝日、
年末年始(12月29日~1月3日)

交通アクセス・駐車場